秋は、学校の合唱祭や音楽会の季節ですね。
当教室でも、校歌や合唱曲の伴奏に取り組む生徒さんたちが、日々一生懸命練習に励んでいます。
ピアノを続けていく中で、ある学年になると「学校の合唱伴奏を弾いてみたい!」という気持ちが芽生えてくるお子さんが増えてきます。
それまで積み重ねてきた学びを、学校という新しい場で発揮してみたい——。
そんな前向きな意欲が見られることを、私もとても嬉しく感じています。
学校の伴奏者を決めるオーディションでは、伴奏者に選ばれるお子さんもいれば、惜しくも選ばれないお子さんもいます。
そこには一人ひとりの努力や緊張、喜びや悔しさなど、さまざまなドラマがあります。
選ばれた生徒さんは、「みんなのために頑張ろう」という責任感を胸に、歌う人の呼吸や指揮に合わせてアンサンブルをつくり上げるという、個人レッスンとはまた違った貴重な経験を積みます。
一方で、惜しくも選ばれなかった生徒さんにも確かな成長が見られます。
今回、オーディションに向けて一生懸命練習したことで
「前よりピアノを弾くのが楽しくなった!」と笑顔を見せてくれたお子さんがいました。
目標に向かって努力を重ねた経験が、ピアノへの新たな意欲と自信につながったのです。
選ばれることも大きな喜びですが、挑戦したことでピアノがもっと好きになる。
それもまた、本当に素晴らしい成果です。
自分のために弾く楽しさも、仲間とともに音楽をつくる喜びも、長くピアノを続けてきたからこそ味わえる宝物です。
オーディションの結果以上に、そこに至るまでの努力や挑戦した勇気こそが、子どもたちのこれからの糧になっていきます。
「ピアノを習っていてよかった」
学校生活の中でも、これからの人生の中でも、子どもたちがそう思える瞬間をたくさん作っていけるよう、これからも一人ひとりの挑戦と成長を温かく応援していきたいと思います。
ピアノを習っていてよかった〜挑戦する喜び〜
エピソード
