ブラームスとチャイコフスキー

5月7日はブラームスとチャイコフスキー生誕の日です。

ヨハネス・ブラームスは1833年、今から188年前にドイツのハンブルクで生まれました。

ピアニスト、指揮者として、J.S.バッハ、ベートーヴェンと共にドイツ音楽家の「三大 B」と言われるロマン派の作曲家です。

シューマンに認められ、シューマンの家族とも深い親交がありました。

たびたび演奏旅行にも出かけ、そこから刺激をうけて作曲された曲もあり、交響曲、管弦楽曲、ピアノ曲、室内楽曲など数多く作品が残されています。

どこか懐かしく、優しい気持ちになる「子守歌」
ジプシー音楽に魅了されて作曲されたエネルギッシュで魅力的なメロディの「ハンガリー舞曲第5番」は
ピアノ発表会では人気の曲ですね。


ピョートル・チャイコフスキーは
1840年ロシアで生まれました。

幼少期からピアノを学んでいましたが、法律の学校に進み、法務省の職につきました。
でも音楽への思いが強く22歳の時、仕事を辞めて音楽学校へ入学したのです。

その後は音楽教育者から作曲へと活動を移し
交響曲、バレエ音楽、協奏曲、ピアノ曲など数々の曲を生み出して、ロシアが誇る作曲家の一人となりました。

「白鳥の湖」「くるみ割り人形」「眠れる森の美女」は3大バレエ組曲として有名です。

またチャイコフスキーは、とても子供好きだったそうです。

子供の音楽を豊かにするために
そして子供が喜ぶタイトルの曲を作ろうと出来上がったのが「こどものためのアルバムOp.39」です。

24曲の標題の順を追っていくとロシアの子供たちの冬の一日を表したようにも思われ
チャイコフスキーの子供への愛を感じます。

この曲集がレッスンや発表会で良く演奏され
子供たちにも人気なのも
そんなチャイコフスキーの思いが子供たちに届いているのかもしれませんね(^^)